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展覧会案内

開館時間

10:00–22:00(火曜日のみ、17:00まで)
*4/25(土)は「六本木アートナイト2015」開催に伴い翌朝6:00まで
*ただし5/5(火・祝)は22:00まで
*入館は閉館時間の30分前まで
*会期中無休

入館料(税込)

一般1,800円、学生(高校・大学生)1,200円、子供(4歳-中学生)600円、シニア(65歳以上)1,500円
*表示料金は消費税込
*4/29以降は、本展のチケットで展望台 東京シティビューにも入館可
*スカイデッキへは別途料金がかかります

前売りチケット発売中

一般1,500円
※表示料金に消費税込
ご購入先:チケットぴあ[Pコード:766-681

アクセス(六本木ヒルズまで)

会場:森美術館 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階

  • 東京メトロ日比谷線「六本木駅」徒歩0分 (コンコースにて直結)。
  • 都営地下鉄大江戸線「六本木駅」徒歩4分。
  • 都営地下鉄大江戸線「麻布十番駅」徒歩5分。

*その他のアクセス情報 >>

お問い合わせ

Tel:03-5777-8600(ハローダイヤル)

展覧会について

森美術館×ポンピドゥー・センター・メス×エルメス財団、共同企画!

19世紀から20世紀にかけて、ヨーロッパでは数学、機械工学、生物学、地質学や考古学の探求の中で「シンプルなかたち」の美学が再認識され、工業製品や建築のデザインなどに多大な影響を与えました。同様に、その品格ある魅力は多くのアーティスト達を魅了し、近代美術の多数の名作を生み出しました。
一方、このような単純で美しい「シンプルなかたち」は、自然の中や、世界各国のプリミティブアート、民俗芸術、伝統文化の中にも、数多く見出すことができます。日本においては、工芸品や茶道具、仏像や禅画などに同様の美学が体現されています。
本展は、このような古今東西の「シンプルなかたち」約130点を9つのセクションで構成します。古くは先史時代の石器から、現代アーティストによるダイナミックで先鋭的なインスタレーションまで、地理的なひろがりと歴史的なつながりを示しながら展望し、時空を越えた普遍的な美を描き出します。「シンプルなかたち」が備える普遍的な美は、私たちが生きる上で真の豊かさとは何かを問い直すことでしょう。

シンプルなかたち展:美はどこからくるのか

会  期: 2015年4月25日(土)-7月5日(日)
会  場: 森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
主  催: 森美術館
ポンピドゥー・センター・メス
特別共催: エルメス財団
助  成: 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
笹川日仏財団
協  賛: 株式会社大林組
協  力: エールフランス航空/KLMオランダ航空
シャンパーニュ ポメリー
ボンベイ・サファイア
フォション
キュレーター: ジャン・ド・ロワジー(パレ・ド・トーキョー プレジデント)
南條史生(森美術館館長)
アソシエイト・
キュレーター:
サンドラ・アダム=クラレ(インデペンデント・キュレーター)、椿 玲子(森美術館アソシエイト・キュレーター)

 

 

ポンピドゥー・センター・メス

2010年、パリのポンピドゥー・センター初の分館として、フランス北東部ロレーヌ地方の首都であるメスにオープンした、近現代アートに特化した文化複合施設です。ポンピドゥー・センターが培ってきた経験、知見、国際的な評価を引き継ぐとともに、革新さと寛容さをモットーに、様々なプログラムを通じて全ての人に開かれた施設を目指しています。斬新な建物は、坂茂とジャン・ドゥ・ガスティーヌの日仏共同チームにより設計されました。


Centre Pompidou-Metz, avril 2010
© Shigeru Ban Architects Europe et Jean de Gastines Architectes, avec Philip Gumuchdjian pour la conception du projet lauréat du concours/ Metz Métropole / Centre Pompidou-Metz / Photo Roland Halbe

エルメス財団

エルメス財団は、人々や組織が技術を学び、習得し、伝承することをサポートし、その技術と創造性によって現代社会の発展に寄与するとともに、新たな未来をつくり出すことを目的としています。職人のもつ熟練の技と現代美術の創造性という赤い糸に導かれ、財団は「技術と創造」と「技術と伝承」、この二つが出会い、相互に発展しあう世界への貢献を目指しています。
造形美術の分野においては各国での展覧会や「アーティスト・イン・レジデンス」、舞台芸術の分野では「ニュー・セッティング」、デザイン分野では「エミール・エルメス賞」、さらに「技術アカデミー」、生物多様性の分野における新プロジェクトの公募など、財団は独自のプログラムを展開し、また、これらの分野で活躍する世界中の団体を支援しています。エルメス財団の多岐にわたる活動は、すべて共通の理念「我々の行いが、我々を創造する」を原点としています。

コンスタンティン・ブランクーシ 《空間の鳥》 1926年(1982年鋳造) ブロンズ、石灰岩(台座) 132.4×35.5×35.5cm 所蔵:横浜美術館 © ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2015 D0938

カールステン・ニコライ 《アンチ》 2004年 ポリプロピレン製軽量構造体、サウンドモジュール、テルミン、トランスデューサー、アンプ、光吸収塗料 300×255×255cm 展示風景:シルン美術館、フランクフルト/マイン、2005年 撮影:Uwe Walter Courtesy: Galerie EIGEN + ART, Berlin / Leipzig and The Pace Gallery

アルブレヒト・デューラー 《メランコリア I》 1514年 銅版画 24.1×18.8cm Courtesy: Ota Fine Arts

ジャン・アルプ 《つぼみ》 1938年 石膏 40.5×19×20cm 所蔵:ポンピドゥー・センター国立近代美術館、パリ Photo © Centre Pompidou, MNAM-CCI, Dist. RMN-Grand Palais / Adam Rzepka / distributed by AMF © VG BILD-KUNST, Bonn & JASPAR, Tokyo, 2014 D0938